今回の銀座聖藍茶会記は、大正時代にスポットを当ててみました。
四百余年の歴史を伝える名門・藪内家十一代家元の透月斎竹窓紹智が、高橋箒庵、村山龍平ら当時を代表する茶人を招いた大正10年6月23日、燕庵三畳台目における茶事を再現いたします。
近代茶道黄金時代を担った当代随一の茶人たちが一体、どのような思いで茶事を執り行ったのか。興味は尽きません。
千利休以来の茶の湯の世界を、令和の現代に再現するシリーズ企画です。表千家の正井風玄先生が、今に伝わる会記(客の名前や道具立て、花・懐石・菓子などを記した茶会の記録)をもとに徹底監修。八田克彦料理長をはじめとする料理人が、最高の食材を求め、試行錯誤を重ねて当時の味に迫ります。
席上では正井風玄先生が、亭主や客の人物像、歴史的背景などを含めた茶事の様子をわかりやすく解説いたします。奥深い茶の湯の歴史に、思いを馳せてみてはいかがですか。
●金曜日 17:30 開場 /18:00 開始 ●土曜日 16:30 開場 /17:00 開始
※各日とも10名様限定
※料金 1名様 30,000円(税サ込)
※茶会の献立を再現したお料理、正井風玄先生が点てられた抹茶をお楽しみいただきます
銀座聖藍 茶会記 2023年 予定
3/17(金)・18(土) | 今井宗久茶会(天正15年3月20日) |
4/21(金)・22(土) | 近衛家熈公茶会(亨保11年4月21日) |
5/19(金)・20(土) | 松平不昧公茶会(文化3年5月15日 席抜) |
6/23(金)・24(土) | 薮内竹窓紹智茶会(大正10年6月23日) |
7/28(金)・29(土) | 筑前様(秀吉)御茶会(天正11年7月7日) |
8/25(金)・26(土) | 野崎幻庵茶会(大正3年8月4日 |
9/22(金)・23(祝) | 興正寺門跡様茶会(慶應3年9月17日) |
10/13(金)・14(土) | 川上不白茶会(天保3年10月16日 口切) |
11/24(金)・25(土) | 大政所様御立寄茶会(文化5年11月1日) |
12/15(金)・16(土) | 片桐石見守石州公茶会(寛文3年12月8日 晩) |